2008年7月 6日 (日)

大阪のイタリア料理--アンティカ・オステリア・ウシヤマ

Zagatで高得点のアンティカ・オステリア・ウシヤマにディナーを食べに行ってきました。中津にあるイタリア料理屋です。

場所はお世辞にもいいところとは言えませんが、夫婦で切り盛りしている小さなお店は暖かみがありました。

前菜はマグロと野菜のタルタル。スイカが入っているのがシャキシャキしてアクセントがありました。

パスタはウニのスパゲッティ。ウニは味というよりは磯の香りを楽しむために、という感じでした。

メインは二人で鮎のソテーとホロホロ鳥のグリルを分けて食べたので、結果的にメインが二皿楽しめました。

私が頼んだデザートはイチジクのシュークリームでまずまずでしたが、妻が頼んだゴルゴンゾーラのチーズケーキは絶妙でした。

これだけ食べてワインも飲んで、二人で1万円ちょっとでした。京都のフィガロ並に満足のいく店でした。3ヶ月に1回くらいは行きたいお店です。

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2008年7月 1日 (火)

ナラティブ・セラピーによる薬物依存症の治療

6月23日(月)の夜に、薬屋さんの講演会に行きました。薬物依存の治療を専門に行っておられる光愛病院の小高満先生のお話でした。真っ黒に焼けた坊主頭、ぎょろっとした目、講演でもジャケットとジーパン、と独特でした。(光愛病院の先生方は皆さんラフな格好でした)

ある時代、ある社会に常識とされていることが権力として私たちを支配しており、そこから「症状」「問題」が出てくる。それをいかに無効にしていくか、というのがナラティブ・セラピーだとのことです。まあ、ポスト構造主義的な話です。

具体的には、ドラッグなしでもうまくいったことを探しだし、新たなストーリーを作り、強化していくことで、(薬に依存するという)枠組みを大幅に変える、ということです。そのために自助グループが必要になります。

面白かったのは、「薬物依存者は、その道の専門家なのだから、教えてもらうという姿勢で話を聴く」という立場です。昨年、私は何の知識もなく覚醒剤依存で自殺未遂した患者さんを受けることになり、治療薬はほとんど使わず、1週間に1回、1~2時間程度の面談で語ってもらいました。その中で、最初は被害妄想が主だったのが、徐々に現実性が戻ってきて、時には薬物依存を扱っている医療機関、自助グループ、ドラッグの密売状況、など教えてもらい、非常に勉強になりました。彼は自助グループにも参加経験があり、それでもスリップしてしまったので、さらなる助けを必要としていました。「今後、入院が必要だったら、光愛病院かな」というのが二人で出した結論でした。

ナラティブ・セラピーは、世の中の常識を破壊する力があるため、危険を伴うとのことでした。それについて質問できれば良かったのですが、時間もかなり遅かったので、遠慮してしまいました。おそらく、治療者側のアイデンティティーが揺さぶられるのが問題なのでしょう。どのあたりで折り合いをつけるのか、治療に行き詰まったときに、小高先生に教えを請うてみようと思います。

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2008年6月15日 (日)

メンタルヘルスの勉強

昨日は宇治おうばく病院主催のメンタルヘルスセミナーに行ってきました。参加者はかなり多くて、200人ぐらいでしょうか。

まずは産業精神保健のプロフェッショナルである島悟先生による1時間の概説がありました。メインテーマはうつ病による休職と復職でした。内容は多岐にわたっていましたが、印象に残った点は以下の通りです。

・だいたい休職者の7~8割が復職し、そのうち1年以上、休職なしに継続できるのは7割ぐらい。休職が重なって3回目になると、復帰が困難になる

・多方面からのケアの中でも、ラインケア(上司の部下への配慮と支援)が特に痛んでいる(管理職の加重の増大による)

・メンタルヘルスに関する取り組みとしては、聞き取り調査が重要であり、それ自体に効果がある。手間暇をかける価値がある。

・臨床的に復職可能と思われてから1ヶ月程度おいて復職すると、ちょうどタイミングがあう

内容は盛りだくさんで、もっと時間があれば、と思いました。

その後は事業所のさまざまな職種の方々から10分ずつのトークがあり、ディスカッションがありました。やはり主治医と連携が取りにくい(診断書に一行だけ「復職可能」と書いてあるのがほとんど、主治医は守秘義務があるので情報を提供しにくい)のが話題に上っていました。私自身、経験は少ないのですが、事業者側から連絡を受けることは稀ですし、もっとやりとりができれば、と思います。制度化されればこちらもやりやすいのですが。

宇治おうばく病院では、駅前のクリニック、20床弱のストレスケア病棟、復職デイケアがそろっているとのことで、見学に行かせていただきたいと思いました。

その後は、知り合いのケースワーカーさんとEAP(従業員支援プログラム、従業員の健康のサポートをする。最近はメンタルヘルスが主)の方とおしゃべりしました。「EAPは人事のアウトソースですね」という言葉が印象的でした。このあたり、精神科医としては保健診療外のビジネスチャンスかな、と思っています。

全体を通して感じたことは以下の2点。

・まずは自分が抱えているケースをケースカンファでよく検討する必要がある。他の機関との連携も必要。

・病院職員に対するメンタルヘルス向上への取り組みがほとんどないのは問題。離職率が高い原因かもしれない。

それ以外にも面白そうな話は来ているのですが、本業が疎かにならないよう気をつけます。

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2008年5月31日 (土)

総合病院の精神科2

精神科医、統合病院離れ 病床2割減、閉鎖も相次ぐという調査結果が発表になりました。通常の治療だけでなく、自殺未遂者やがん患者の心のケアなど役割が広がっているにもかかわらず、総合病院の病床数が2002年からわずか4年間で2割も減少し、さらにその傾向が続いているということです。

私が勤務する病院も、1年前に精神科病床が大幅に削減されました。記事では地方の公立病院が顕著とありましたが、実際には大阪市内でも精神科の病床はどんどん減っており、常勤の医師がいない病院も増えています。ちなみに市内には単科の精神病院はありません。

各病院とも経営が苦しく、収益力に乏しい精神科はリストラの対象になっています。行政からの補助金でなんとか継続しているものの、それもいつ切られるか分からないのが現実です。医師の側からすると、忙しい割に待遇がよくないため、敬遠されがちです。私自身も休みは減り、給料はかなり下がりました。

今日、出身大学の医局で研修病院の集まりがあり、私は部長の代理で出席しましたが、他の総合病院精神科の部長の先生方は、一方ではリストラ圧力にさらされ、もう一方では人手不足に悩んでいる(特に地方の公立病院)と窮状を訴えておられました。私も現状と問題点を述べ、教授、準教授の先生、他病院の先生方からご意見をいただきました。ここでは書けませんが、私個人に対しては「あんまり無理しないでいいよ」ということだったので、もっと気楽に取り組もうと思います。とりあえず、よく分からない理屈で残業代はつけてもらえないので、できるだけ定時に帰るよう心がけてみます。

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2008年5月25日 (日)

江坂 食事情2

家の近所のレストランを探索しています。今日はThe toy's kitchen libreへ。ホームページもちょっと凝っています。

マンションの建ち並ぶ中、こぢんまりとした店構え。Toyskitchen 中はシンプルな感じ。

私は1800円のプチコース、妻は1000円の「本日の主菜」。私の前菜はスモークサーモンのサラダで、ぶ厚いスモークサーモンが柔らかくてとろけそう。野菜も生き生きしています。メインのローストポークは、見た目もきれいな桜色で、塩加減もよく上品な味でした。デザート、プラス200円のカプチーノも美味しく、「いいとこ見つけたな!」て感じです。けっこう流行っています。

他には、ゴールデンウィークに翠園に行きました。5000円のコースにしましたが、上品な味付けで品数も多く、満足しました。

最近は薬屋さんからよくお食事に誘われますが、「早く家に帰ってのんびりしたいから」とすべて断っています。他人に奢ってもらうメシって旨くないですし。

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2008年4月24日 (木)

総合病院の精神科

今日も愚痴ですがご勘弁を。

総合病院というのはたいていの科は揃っているという病院ですが、その中で精神科は肩身の狭い思いをしています。たいした検査などしないので売り上げが伸びず、いろいろな病院で縮小・廃止を迫られています。ただ、せん妄などの治療で呼ばれるのと、大量服薬の患者の対応などのために必要ではあり、常勤医が一人で細々とやっているというところも多いみたいです。

そういうところでは精神科という看板を避け、「心療内科」とか「メンタルヘルス科」とかに鞍替えし、病棟はなく、外来とリエゾンをやっています。

私の仕事は週3コマの再診(1コマ25人くらい)と週1コマの初診(3人)、リエゾン(主にせん妄・不眠の相談)、緩和ケア、それと病棟です。

うちはそれに18床という中途半端なサイズの病棟があります。半分が個室で、差額ベッド代は21000円という、精神科の患者は普通払えない額。当然、がらがら。しかも、平均在院日数を25日以下にしろ、という縛りがあります。

まあ、上が精神科病棟の廃止を既に決めているなら何もするまでもないのですが、残したいなら営業努力をすべきだと部長には進言しているのですが。。。

病棟の空床率があまりに高いと人事考課に響く、とも言われますが、給料が気になるんだったらもっと待遇の良い病院に移りますよね、普通。

この病院が私に何を求めているのかぜんぜん分からないので、大学医局に問い合わせるしかないようです。

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2008年4月 6日 (日)

大阪都心部でのお仕事第1週目

4月1日から新しい職場で働き始めました。梅田から徒歩10分ほどの病院です。御堂筋線のラッシュは慣れないときついし、梅田の地理はよく分からなくてずいぶん遠回りしたりするし、通勤でけっこう疲れています。おまけに、病院のシステムが中途半端に電子化されていて、それぞれのシステムが統合されていないので、すごくやりづらいです。

かなり疲れが溜まったので、久しぶりに整体に行きました。ホットペッパーの割引チケットがあったので、えさか駅前整体院に行くことにしました。

主に腰回りをケアしてもらいました。骨盤が固まっているそうな。いわゆる「尻えくぼ」のところがものすごく効きました。他のところも「痛気持ちいい」ので良かったです。

しばらく運動をする余裕もなさそうなので、またお世話になりそうです。

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江坂 食事情1

江坂に引っ越してきて2週間になります。昨日は次の2軒に行ってきました。

1)アスペルジュ 江坂店

窯焼きピザが人気の店。これまで何回か満員で入れず、昨日、ようやく入れました。流行っているので店内は雑然としていて、愛想の悪いウェイトレスもいたりしますが、ピザとフォカッチャがもっちりしていてすごく美味しいです。値段も高くないし(前菜、スパゲッティ、ピザ、ジェラート、飲み物込みで二人で3000円)、また行きたいです。土曜の午後1時過ぎがねらい目か。

余談ですが、Aspergeというのを見て、「わぁ、、アスペルガーか!」と思ってしまったのは職業病でしょうか。

2)新世界 もつ鍋 江坂店

「もつ鍋」というとけっこう味も臭いもきついのかと思いきや、あっさり味のだし、くせのないもつ、たっぷりの野菜、でした。店内はにぎやかで、大阪らしく楽しい気分になりました。値段も安いです。

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2008年3月31日 (月)

この1年の総括

新たな職場で新たな年度を迎えるにあたって、この1年の本業の総括をしてみます。

精神科医2年目として、初めて患者さんにとってただ一人の「主治医」となりました。このことは結構重くて、治療がうまくいかないと、オフの時間にも「どうしたらいいだろう?」と考え込むことがよくありました。

成果としては、1年で30人ほどの新たな入院を受けましたが、ほぼ全員に、退院・転院ないしその道筋をつけられたこと。新たな長期入院を作らないことを第一の目標としていましたので、これは良かったと思います。

第二に精神保健指定医や専門医に必要な症例をなんとか揃えることができたこと。そのほとんどが年度の後半で滑り込みでした。有給を使い切ってレポートの草稿もなんとか用意できました。(提出は3年後)

第三に身体的なトラブルをいろいろ経験し、あまりオタオタしなくなって「医者らしく」なったことかな。

足りない点は、外来治療があまり上手くいかなかったこと。入院が中心の病院で、外来の経験数が足りないせいだと思いますので、これから数をこなして習得していこうと思います。

あと、長期入院中の方にはなかなか手が回りませんでした。多少、薬を減らしたくらいですね。市の退院促進支援事業にサポートされている方もいますが、支援員さんに任せっきりで、しかも退院前に私が転勤で離れることになってしまいました。赴任してから半年の時点で転勤を予告されていたので、仕方ないかなと思いますが。

新年度では、外来が週3回(再診2日、初診1日)、ベッドは3人の常勤医で18床なので、外来中心となるでしょう。また、リエゾン、緩和ケアもやることになっています。この辺の業務を、1年間、つつがなくこなすことがまず第一の目標です。

余力があれば、企業のメンタルヘルスに関わり(産業医も取得して)、復職支援など手がけられれば、と思っています。

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レストラン「カノビアーノ アネックス」

江坂に引っ越してきて、明日から仕事ということで、カノビアーノ アネックスでランチを食べてきました。東京や京都にあるカノビアーノの姉妹店だそうです。

最初、場所が分からなくて右往左往したのはご愛敬。広々とした公園のような施設(アメニティ江坂)の一角にあります。大阪には珍しく、開放感のある店です。

3月の3150円のコースのメニューはこんな感じでした。

Antipasto
淡路産細魚のカルパッチョ
アスパラガスとウスイエンドウ・百合根のサラダ仕立て
レモングラスのジュレ

Primo Pasta
燻製したホタルイカと菜の花の冷たいカッペリーニ
イカスミチップス添え

Secondo Pasta
愛知産のれそれとウルイのタリオリーニ
よもぎ風味

Secondo Piatto(Pesce o Carne)
大黒部鱒の低温コンフィ
温かいルタバガ添え フキノトウのソース
または
泉州産犬鳴豚のロースト 黒酢風味(+525円)
自家製サルシッチャと塩漬け卵と共に

Dolce
お好みのドルチェをお選びください

Caffe o Te
コーヒーまたは紅茶


全体に薄味で、量も物足りませんでした。ニンニク、バター、唐辛子は使わないそうです。野菜を生かすため繊細に、というのは分かるのですが、イタリアンなんだからもうちょっとガツッと行ってもいい気がします。サービスもよそよそしい感じがしました。また行きたいか、というとちょっと微妙かな。

同じ施設内にはバッティングセンターとかテニスコートとかもあり、むしろこちらに通うことになるかもしれません。

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