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2022年3月 8日 (火)

文章の綴り方

前回に続き、文章の書き方を考えました。

参考にしたのは以下の本です。

小論文・レポートの書き方 パラグラフ・ライティングとアウトラインを鍛える演習帳  野田直人著 人の森

改訂新版 核技術・伝える技術 倉田保美 あさ出版

 

1)パラグラフ・ライティング

パラグラフ1つにつき「いいたいこと」を1つ書く、パラグラフの最初の文(トップセンテンス)だけ読んで行っても話が通じるように書く、ということです。

試しにさまざまな英語の文章を読むと、トップセンテンスだけで要旨を掴むことができました。日本語の文章だと、そうでもありません。

英文では共有されているルールでありながら、残念ながら私は明示的に習ったことはなく、意識して書いたこともありませんでした。

こうして書こうとすると、最初はかなり戸惑いますが、すぐに整理しやすいことに気づきます。今まで何をやって苦しんでたんだろうな、と思います。

ちなみに、パラグラフ・ライティングを支援するツールとして、マイクロソフト・ワードには「アウトライン・モード」があります。私も試してみましたが、今一つな感じがして、けっきょく続きませんでした。

 

2)既知の情報から未知の情報へ

既知の情報から未知の情報という順序に並んでいると、読者にとって理解しやすいので良いということです。

これも、逆を考えれば、つまり未知の情報が先だと理解しにくいというのは、当たり前のことですね。

これも意識して書いたことはありませんでした。文を推敲している時に、意識せずにやっていたとは思いますが。

 

追記

その後、積読であった木下是雄著の「理科系の作文技術」(中公新書)を読み、パラグラフライティングを確認しました。やはり名著は名著であり、早く読んどけばよかったです。

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