2009年8月28日 (金)

ストレスについて話してきました

前回にも書いたように、昨日は地域で「ストレスマネジメント」という題で話してきました。一般の方にお話しするのはほぼ初めてなので緊張しましたが、無事、終えることができました。

依頼元は社会福祉協議会(社協)の支部です。社協といっても私もピンと来ないのですが、調べてみると、福祉職の人材養成、権利擁護事業(金銭管理のサポート)、ボランティアのサポートなど幅広い活動をしているようです。

参加されていたのは、地域で民生委員などの「役」をされている方々20名ほどでした。50代、60代の方が多かったように思いました。レジメはこちらです「StressManagement.pdf」をダウンロード 。熱心に聴いていただき、ありがたく思います。

内容は、まずストレス性疾患で受診された方を例に挙げ、主なストレス反応(実際にチェックシートでつけていただく)、認知療法のストレスモデル、ストレスへの対処法3つについてお話ししました。

取り上げた症例は、仕事と家事・育児の板挟みになっておられる女性でした。今回参加されていた女性は、ほぼ全員、仕事をされていたそうで、以前は同じような悩みを持っていた、と共感していただきました。

いくつか感想を

・聞き手の姿勢は話し手にもよく伝わる。熱心に聴いてもらえると、冗談が口をついて出てきたりして、良いサイクルに入る。

・逆に、小声でも私語があるとやりにくい。常に耳からのフィードバックを行っているのだろう。

・レジメは簡潔にして、適宜、黒板に板書するというやり方は悪くない。パワーポイントを使うと、話し手がパワーポイントを読み上げ(その方が楽である)、聞き手がパワーポイントを読む、というスタンスになってしまう。

・「地域との連携」と期待するなら、やはり病院を出て地域を歩くことも必要

・「ストレス」とか「うつ」とかいくつかネタを持っておくと、再利用できて便利。

これは余談ですが、前回のエントリに書いたOpenOfficeは思ったほどWordとの互換性がよろしくなく、しばらくはWordに頼らざるを得ないようです。

後日談: 2ヶ月ほど経ってから、うちの病院の看護婦さんに、「先生、地域で話しをしてきたん?オバさんたちに好評だったそうよ」と言われました。病院の近くに住んでいる人も多いので、風評が聞こえてくるようです。気が抜けないですなぁ

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2009年8月26日 (水)

精神科病院でのお仕事と

精神科病院に勤め始めて5ヶ月が経とうとしています。

一番変わったことといえば月3~4回の当直をするようになったことです。幸い、これまでは急変などの大きなトラブルに当たることなく、夜も寝られていますが、当直日誌を見るとヒヤヒヤするようなこともけっこう書いてあります。

慢性期の統合失調症の患者さんとのつきあいにも慣れてきました。長期入院の方は変化に乏しく、目標設定も難しいのですが、5%、10%の改善を目指して細かな努力をしています。ただ、我流でやっているので、理論的な裏付けも必要だと感じています。統合失調症にも認知療法を適用しようという流れもあるので、勉強していきたいと思います。

妄想が続いている方も多いですが、より大きな問題は、認知機能の低下と施設症(長期入院で自立心が失われていく)です。それに加えて、高齢化に伴う身体合併症がもう一つの問題です。

今後10年でさらに高齢化が進み、その方々が亡くなってようやく精神科の入院が減少する、という流れなのでしょうか。そうなると、精神科病院でやりがいを感じながら仕事をしていく、というのは難しいかもしれません。その時々でテーマを持って取り組んでいく必要があると思います。

「人前で話す」ということも始めています。明日は地域でストレスの話(レジメはこちら「20090827.odt」をダウンロード )、来月はデイケア参加者を対象に認知療法の話をするつもりです。きちんと本を読んで頭を整理する良い機会だと思います。もう少し先には症例発表もすることになると思います。

余談ですが、上のレジメのファイルはWordでなくOpenOfficeというソフトで作りました。無料で、Wordとも互換性があるほか、USBメモリにソフトを入れておくとどのパソコンでも使えるそうです(まだ試していませんが)。病院で使用している共用のコンピュータにパワーポイントが入ってなかったりするのと、コンピュータを新しく買う度にパワーポイントにお金を払うのがうっとうしいのも、OpenOfficeを試している理由です。Vistaのダメっぷりを見ると、マイクロソフトの将来は暗いと思います。

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2009年5月 4日 (月)

料理してます

妻より早く帰ることが多くなったため、晩ご飯の支度を週半分以上しています。

一人暮らしの頃は週末だけやっていました。そのころはレシピ本(主にケンタロウの本)を見ながらやっていましたが、メニューを決めるのにけっこう時間がかかっていました。実際に調理するよりも、メニューを決めて買い物する方が面倒なのです。

今は料理サイトを検索することが多いです。よく使うのはクックパッドとかきょうの料理とか3分クッキングです。

昨日は鰆の味噌漬けと豚汁を作りました。白味噌の豚汁がコクがあって非常に美味でした。090312_2_m 090312_3_m

大阪に比べて新鮮な魚はかなり高いです。これだけ流通が発達した時代なので、京都にも安くて新鮮な魚がもっと入ってくれるといいのですが。

皆さんもいいレシピがあればぜひ教えてください。

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2009年4月11日 (土)

単科の精神病院に勤め始めて

この4月から単科の精神病院に勤め始めました。精神科しかない病院に勤めるのは初めてなので、その印象をフレッシュなうちに記しておこうと思います。

アウトラインだけ紹介すると、まあまあ大きくて、独自のポリシーを持っているためその筋では有名な病院です。地域との連携も積極的に進めています。

第一に、入院患者さんの高齢化です。平均年齢は60歳を超えています。これは、(退院のための努力があっても)長期入院の方が残っておられ、新しく入院になる方はだいたい3ヶ月くらいで退院になっているためです。それに加え、認知症病棟があり、こちらは当然、高齢者が多いです。

第二に、その結果として、身体合併症が非常に多い。この1週間だけでも肺炎など身体疾患のため転院となった方が複数おられます。精神科医といえども、身体疾患への対応が重要になっています。

職場としては風通しが良く、仕事はやりやすそうです。経営的に安定していて待遇が悪くないのもその一因でしょう。

これは勤め始める前のエピソードですが、友人のお父様に「○○病院に勤めることになりました」と伝えたところ、「いつかお世話になるかもしれませんね」と冗談めかして答えられました。「精神病院」というのは一部の「狂人」を収容する施設としての認識から、「もしかすると自分も入るかもしれないところ」という認識に変わりつつあるのかもしれません。

社会から阻害される対象として、以前はライ病、結核があり、その次に精神病(主に統合失調症)、そして認知症にも重心が移ってきています。医療や福祉についてしっかり学んでいくとともに、人々の暮らしにも目を向けていこうと思います。

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2009年3月31日 (火)

総合病院精神科を去るにあたって

この3月である総合病院精神科を退職することになりました。わずか1年でしたが、さまざまな経験をしました。

まずは会った患者さんの数が多かったです。次の医師に引き継いだ外来患者さんだけで300人くらいです。初診だけの方、他の医療機関に紹介した方、他科依頼で診た患者さんなどを含めると、500人くらいの出会いがあったでしょう。

臨床医にとって数を経験するのは大事なことです。どのカテゴリーに当てはまるか決めることが診断であり、そのためにはたくさんのパターンを経験することが不可欠です。また、ほとんどの方は薬物治療を行っており、薬の効き方を学ぶよい機会でもありました。

その一方、一人一人に掛けられる時間が少なく(外来は15分の枠に2人の予約が入っています)、薬物療法以外、すなわち精神療法、福祉との連携、復職支援などはしっかりとできませんでした。しっかりしたケースワーカーと臨床心理士の方がおられたので頼りっぱなしでした。

第二に、他科との連携(リエゾン)をよく経験しました。多くはせん妄に関する依頼であり、身体的に重症の方(ナースステーションに近い部屋が多い!)に会う機会が多かったです。薬物療法としては、最初はリスパダールを使っていたのですが、しばしば誤嚥を生じるため、セロクエルをファーストチョイスにすることが多かったです。軽症の方なら25mgを1錠でだいたいうまくいきます。重症の場合、主治医とどれだけコミュニケーションをとれるかが大事だと感じました。

リエゾンに関しては、あと2年くらい経験すればそこそこモノになるような気がしました。が、緩和ケアとなると片手間ではとうていできない(日の単位で状況が変わりうる)わけで、以下のような問題も出てきます。

総合病院の精神科は不採算部門であり、病棟の廃止、外来縮小が全国で進んでいます(私が居たところも、以前は常勤医が6~7人いたそうですが、去年は一時的に2人になっていました)。その一方で、緩和ケアとか、自殺対策といった課題も出てきて、何を捨て何を残すかしっかり考えるべきだと思います。

以前のブログで以下のように書き、その考えは変わっていません。

私の考える総合病院精神科のミニマムの機能は

ⅰ)トリアージ:精神科受診をためらっている方々のために敷居を低くし、暫定的に診断して適切な医療機関に紹介する。

ⅱ)リエゾン・コンサルテーション:他科で治療を受けておられる方に精神科からのフォロー。緩和ケアも含む。

ⅲ)精神疾患患者さんの身体合併症治療のサポート:精神病院に入院されている方で大きな病気にかかった方の受け入れ。

逆に言えば、それ以外の仕事は他所にお願いできるわけで、この半年は、うつ・神経症でそこそこ安定している方をクリニックに紹介することにかなりのエネルギーを割いていました。

大学病院で1年研修した後、(ほぼ)単科の病院で1年、総合病院で1年、3年間で精神科を一通り眺めたという感じです。その中で、精神科の中心である統合失調症をしっかり診たいという思いがあり、単科の精神病院に移ることにしました。認知機能の評価、社会生活、福祉など、幅広く勉強していきたいと思います。

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2008年10月18日 (土)

感情・行動・認知研究会などなど

今日は勤務のない土曜日で、あれこれ動いていました。

1)歯が欠けたので歯医者さんに行ってきました。インターネットで評判の高かった中津にある江上歯科というところです。ちょっとわかりにくい場所にありましたが、先生の対応とか治療は素晴らしかったです。同じ医療者として参考になりました。

2)昼食は梅田の駅前第三ビルにうどんを食べに行きました。(麻酔がかかっていたんで・・・)。「はがくれ」はやはり並んでいました。踊るうどんで肉まいたけ天生じょうゆうどんを頼みました。830円と値段はそこそこしましたが、満足感はありました。生じょうゆ、うどん、すだち、大根おろし、のベースに、まいたけ天と肉がコクを加えて、バランスもいいと思います。

3)久しぶりに大きな本屋へ。薬物療法もだいぶ身に付いてきたので、そろそろ精神療法をきちんと勉強しようといろいろ見て、

境界性パーソナリティ障害の精神療法 日本版治療ガイドラインを目指して   [本]

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を買いました。ニュートラルな姿勢で書かれているような印象でした。

4)感情・行動・認知研究会 明治製菓さんがやっている研究会ですが、薬の宣伝はほとんどなく、基礎研究から精神病理まで多岐に渡っていました。理研の加藤忠史先生や藤田保健衛生大の岩田先生からは、久しぶりにモレキュラーの力ずくっぽい(一実験○○万円かかるとか)お話を伺いました。

あと、神庭先生からは遷延したうつ病では非常に双極性が多いこと、その場合に比較的、多く見られる特徴のお話がありました。私も抗うつ薬の効果が乏しい方はリチウムやバルプロ酸といった気分安定薬を試していて、かなり改善したケースがいくつもあります。"Bipolarity"(双極性っぽさ)というのもなんとなくありそうです。

最近のトレンドとして、双極性感情障害は単極性のうつとは生物学的にかなり隔たりがあり、むしろ統合失調症と関連があるという考えになってきています。薬屋さんの話でも、外国では第二世代の抗精神病薬が双極性感情障害の躁状態だけでなく、うつ状態にも適応を取りつつあるということです。ただ、製薬会社の戦略という側面もあり、鵜呑みにはできませんが。。。

いずれにせよ、診療のクオリティーを上げるためには、新しいことを勉強するとともに、振り返りも必要かな、と感じています。現在は、この半年の間に私が担当した入院患者さんの振り返りを病棟スタッフと行っているところです。それが済んだら、新患や再診の方々についても、順次、検討できれば、と思っています。

また、自分の現在の位置を確認するためにも、研修医向けのマニュアルを作ってもいいかと思っています。

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2008年10月10日 (金)

株価暴落のココロ

金融危機で株価が大暴落しています。アメリカでは投資銀行というビジネスそのものが吹っ飛んでしまいました。かくいう私の資産もピークから2/3になってしまいました(涙)。

それでもめげずに暮らしています。健康で、家族がいて、ちゃんと仕事に行ければ、そこそこ幸せなんだと思います。逆に言えば、資産とは、そうでないときのための保険なのです。

資産ががた減りしても落ち込まないのは、次の二つの要因もあると分析(?)しています。

1)ポートフォリオが確立している: 

フィナンシャル・プランナーのカン・チュンドさんに相談して、自分なりのポートフォリオを作って実現していました。あとはこれを維持すれば良いだけで、いつ、どのアセットに乗り換えるか、とか考えなくて済みます。下手な考え、休むに似たり。

2)相場の底を経験している:

私が本格的に投資を始めたのは、2003年のイラク戦争直前にTOPIX(東証株価指数)のETFにまとまった買いを入れたときでした。このときも悲観一色でしたが、結果的には底で拾うことができました。(もうこれは持っていません)

ま、ぼちぼち行きますか。

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2008年9月23日 (火)

佐伯祐三展と新世界

今年の7月から月1回、外勤で知的障害児施設に行っています。たまたまそこが有名な洋画家である佐伯祐三の生家で、9月から展覧会があると聞いていたので、天王寺にある大阪市立美術館に行ってきました。

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祝日というのもありますが、大勢の人で賑わっていました。わりと駆け足で見たためか、わずか30年の生涯での画風の変化がよく分かりました。主な出品作品はこちら。最後の数ヶ月はハイペースで制作を続け、それまでと違って重さがとれ、色遣いも明るくなっているのです。しかし、持病の結核が悪化し、精神的にも不安定となって精神病院で亡くなったとのことです。(フランスの精神病院がどういう制度だったかは知りませんが)

作品はもちろんですが、故郷である大阪で大勢の人々に愛されているのを見て、温かい気持ちになりました。

美術館からは通天閣がバッチリ見えます。妻が前々から行きたがっていたので、新世界に行ってみることにしました。治安の良くない場所と聞いていておっかなびっくりでしたが、祝日の昼間とあって、家族連れなどで賑わっていました。新世界は思っていたよりこぢんまりしていて、通天閣や「づぼらや」の提灯がトレードマークのテーマパークのようでした。もちろん、写真も撮ってきました。ここではアップしませんが、年賀状の写真になるんじゃないかと思います。

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2008年9月14日 (日)

カン・チュンドさんのセミナーと漢方のセミナー

昨日はセミナーをはしごしてきました。

一つめは、カン・チュンドさんの「日本人が知らなかったETF投資」出版記念セミナーでした。本の内容の復習で、久しぶりのカンさん節だったのですが、不覚にも途中でちょっとウトウトしてしまいました。他の方々は30代から50代の方々で、非常に熱心に聴いておられました。

堺筋本町の大阪産業創造館に行くのは1年半ぶりでしたが、その間に大阪にもだいぶ慣れたんだな、という感慨がありました。

二つめはツムラ主催の講演会(いわゆる薬屋さんの会)でした。露骨に薬を宣伝する会には行かないのですが、今回はレビー小体型認知症を見つけられた小阪先生のご講演があるというので行ってきました。

小阪先生のお話は、レビー小体が大脳皮質にもあるという初めての報告から始まり、いかに早期診断するか、そして治療としてアリセプトと抑肝散が治験中、という流れでした。

患者さんを診ながら、丹念に病理所見を調べ、新たな疾患概念を提唱し、欧米の研究者・医師たちにも認めさせていく、というこれまでの功績は本当に素晴らしいと思います。

気になったポイントをいくつか挙げておきます。

・初期には認知機能低下、あるいはパーキンソン症状がほとんど見られないことがある。が、治療に大きな影響を与えるので(特に抗精神病薬の使い方)、早期診断が大事。

・SPECTで後頭葉の血流低下が見られれば典型的だが、そうでないからといって除外はできない。

・アリセプトを多めに使ったからといってパーキンソニズムが悪くなることはない(これは疑問)

再来週には共和病院の河野先生の講演を聴きに行きます。

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2008年7月13日 (日)

新しい職場に移って3ヶ月

今の職場に移って3ヶ月経ちました。通勤など生活には慣れてきましたが、仕事面での問題は山積みです。

外来に関しては、患者さんと会う回数を重ねるごとにスムーズに動くようになってきています。うつ・神経症圏で安定している方は、クリニックなどにどんどん紹介しています。統合失調症圏の方は変化を嫌うので、なるべく継続するようにしています。その方が私の好みに合っていますし。

いちばん手を焼いているのは、交通事故の後遺症認定のケースです。どこまで事故が原因か、と言われても、わかりませんよね。

入院患者はだいたい3,4人しか受け持っていませんが、その分、きちんとコントロールできています。精神科では相当、厳しくコントロールしないと平均在院日数25日以下にできません。その制限のもとで、少なくとも私が入院を決めた患者さんに関しては、全員、かなり満足な成果が上がっていると思います。慣れてくれば、もう少し増やせるでしょう。

リエゾンに関しては手探りです。やはりせん妄の依頼が多いです。相談できる相手がいないので、今は絶版になっている「コンサルテーション・リエゾンの実際」という本を定価の3倍近くの値段で買いました。非常に味わい深くて良いので、復刻されるのを切に祈っています。いずれエントリを書きます。

臨床の方はまずまず楽しくやっていますが、病院や科のシステムがガタガタなので頭に来ることが多いです。無視してマイペースを貫くのも一つのやり方ですが、将来的には個人の治療から組織の治療にシフトしていく方向も考えているので、適当にかき回す努力くらいはしています。どのみち1年か2年ですし。

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2008年4月24日 (木)

総合病院の精神科

今日も愚痴ですがご勘弁を。

総合病院というのはたいていの科は揃っているという病院ですが、その中で精神科は肩身の狭い思いをしています。たいした検査などしないので売り上げが伸びず、いろいろな病院で縮小・廃止を迫られています。ただ、せん妄などの治療で呼ばれるのと、大量服薬の患者の対応などのために必要ではあり、常勤医が一人で細々とやっているというところも多いみたいです。

そういうところでは精神科という看板を避け、「心療内科」とか「メンタルヘルス科」とかに鞍替えし、病棟はなく、外来とリエゾンをやっています。

私の仕事は週3コマの再診(1コマ25人くらい)と週1コマの初診(3人)、リエゾン(主にせん妄・不眠の相談)、緩和ケア、それと病棟です。

うちはそれに18床という中途半端なサイズの病棟があります。半分が個室で、差額ベッド代は21000円という、精神科の患者は普通払えない額。当然、がらがら。しかも、平均在院日数を25日以下にしろ、という縛りがあります。

まあ、上が精神科病棟の廃止を既に決めているなら何もするまでもないのですが、残したいなら営業努力をすべきだと部長には進言しているのですが。。。

病棟の空床率があまりに高いと人事考課に響く、とも言われますが、給料が気になるんだったらもっと待遇の良い病院に移りますよね、普通。

この病院が私に何を求めているのかぜんぜん分からないので、大学医局に問い合わせるしかないようです。

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2008年4月 6日 (日)

大阪都心部でのお仕事第1週目

4月1日から新しい職場で働き始めました。梅田から徒歩10分ほどの病院です。御堂筋線のラッシュは慣れないときついし、梅田の地理はよく分からなくてずいぶん遠回りしたりするし、通勤でけっこう疲れています。おまけに、病院のシステムが中途半端に電子化されていて、それぞれのシステムが統合されていないので、すごくやりづらいです。

かなり疲れが溜まったので、久しぶりに整体に行きました。ホットペッパーの割引チケットがあったので、えさか駅前整体院に行くことにしました。

主に腰回りをケアしてもらいました。骨盤が固まっているそうな。いわゆる「尻えくぼ」のところがものすごく効きました。他のところも「痛気持ちいい」ので良かったです。

しばらく運動をする余裕もなさそうなので、またお世話になりそうです。

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2008年3月31日 (月)

この1年の総括

新たな職場で新たな年度を迎えるにあたって、この1年の本業の総括をしてみます。

精神科医2年目として、初めて患者さんにとってただ一人の「主治医」となりました。このことは結構重くて、治療がうまくいかないと、オフの時間にも「どうしたらいいだろう?」と考え込むことがよくありました。

成果としては、1年で30人ほどの新たな入院を受けましたが、ほぼ全員に、退院・転院ないしその道筋をつけられたこと。新たな長期入院を作らないことを第一の目標としていましたので、これは良かったと思います。

第二に精神保健指定医や専門医に必要な症例をなんとか揃えることができたこと。そのほとんどが年度の後半で滑り込みでした。有給を使い切ってレポートの草稿もなんとか用意できました。(提出は3年後)

第三に身体的なトラブルをいろいろ経験し、あまりオタオタしなくなって「医者らしく」なったことかな。

足りない点は、外来治療があまり上手くいかなかったこと。入院が中心の病院で、外来の経験数が足りないせいだと思いますので、これから数をこなして習得していこうと思います。

あと、長期入院中の方にはなかなか手が回りませんでした。多少、薬を減らしたくらいですね。市の退院促進支援事業にサポートされている方もいますが、支援員さんに任せっきりで、しかも退院前に私が転勤で離れることになってしまいました。赴任してから半年の時点で転勤を予告されていたので、仕方ないかなと思いますが。

新年度では、外来が週3回(再診2日、初診1日)、ベッドは3人の常勤医で18床なので、外来中心となるでしょう。また、リエゾン、緩和ケアもやることになっています。この辺の業務を、1年間、つつがなくこなすことがまず第一の目標です。

余力があれば、企業のメンタルヘルスに関わり(産業医も取得して)、復職支援など手がけられれば、と思っています。

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2008年2月19日 (火)

組織が壊れるとき

引越の準備などは整ってきましたが、気がかりは受け持ち患者の引き継ぎについて。

去年、私が赴任したときに精神科の医師は7名いたのですが、うち一人は既に退職、私を含めた二人が今年度で退職、あと二人は流動的、という状況です。大学の医局からの派遣が決まっているのはわずか1名。

そういう危機的な状況でありながら、いまだに医局に派遣をプッシュするか、別ルートでリクルートするのか定まらず。権限と責任の所在が明らかでない空白の時間。空きベッドも増やしたくないからと、無計画に新たな入院をとり続ける・・・

組織が崩れるときとはこういうものかと、まざまざと見せつけられています。都市部の中規模の病院なので潰れても受け皿はあるとはいえ、気の毒なのは患者さんと現場のスタッフです。私の努めとしては、少なくとも入院時から担当している患者さんについては、退院ないしその目処をつけようと焦っています。

毎年のように勤め先が替わっていると、組織と個人の関係について考えさせられます。ピーター・ドラッカーの本を読み直して、頭を整理したいと思います。数年先のメインテーマになっているかもしれません。

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2008年1月31日 (木)

「シラサギはもういいから!」

妻によると、昨日の晩、大声でそう叫んでいたそうです。はっきりした口調で。いったい、どういう夢を見ていたのか、全く覚えていません。分析してほしいな。。。

あと、英語で寝言を言っていたとか、クロールで泳ぐ格好をしていたとか、寝ているときは結構、アクティブなようです。

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2008年1月28日 (月)

転勤の準備

去年の4月から京都市にある病院の精神科で働いているのですが、今年の4月から大阪の総合病院の精神科に転勤が決まり、今日、正式に院内でアナウンスがありました。大学の医局人事によるものです。2002年に研究職として就職してから5つめの職場になります。

普通であれば、冴えない無名病院から一流病院に移るのは喜ばしいことなのでしょうが、休みが減って給料が大幅減、さらに精神保健指定医の取得に必要な強制入院の症例が取れない、とトホホなことばかりです。京都から通うのもしんどいので、引越も考えざるを得ません。

幸い、必要な症例はこの1年でほぼ集まりそうなので(そのため、ここ2ヶ月ほど必死に症例を集めていました)、指定医はなんとかクリアできそうです。給料は妻に頑張ってもらうしかありません。休みが減るのは。。。うー、仕事を趣味にするしかないか?

都心の総合病院の精神科ということで、サラリーマンのウツやパニックが多そうです。外来を早くこなすのに加え、もともと興味があったウツで休職中の方々の復職支援を手がけられれば、と思っています。

明るい面を探してみると、建物がきれい、勤務先の近くに大きな本屋がある、当直がない、大学院の先輩を含む、立派な先生方がおられる、と案外いろいろありますね。

これからは引越の準備、レポート書き、引き継ぎ、などなど、忙しい日々が待っています。昨日は住みかを探して、御堂筋線・北大阪急行で探索していました。千里は30~40年前の古い団地が駅周辺を占拠しており、寂れた感じが否めません。住むなら江坂か緑地公園かな、というのが妻との共通認識でした。大阪色は薄いですが、京都人&北海道人には馴染みやすい街でしょう。京都に帰るのも早いし、梅田、心斎橋、難波にも1本で行けます。何年住むかわかりませんが、大阪を満喫したいと思います。

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2008年1月12日 (土)

中年になったと感じるとき

お腹周りが気になって、牛丼の大盛りを頼めず、並盛りを頼んでしまうとき。

先日、35歳になってしまいました。父が69歳で亡くなりましたから、その半分を既に生きたことになります。

タバコは吸わない、野菜や果物を十分食べる、お酒はほどほどに、というのは守っているので、あとは適度な運動を毎日すれば寿命は延びるでしょうが。

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2008年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年末は、同僚が退職して引き継ぎをしたり、わけあって症例を早く集めるためにまとめて入院を受けたりしたので、本業がかなり忙しかったです。飛び込みで急性覚醒剤中毒が来たりも(うちはそんな病院でない)。年末までになんとか鎮火し、正月は無事、過ごせそうです。

精神科薬物治療を語ろう―精神科医からみた官能的評価 Book 精神科薬物治療を語ろう―精神科医からみた官能的評価

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この本を読みましたが、なんとなく分かったような分からんような。神田橋先生の「治療終了が目標」というのは、経験の浅い私にとってはなるほどと思えました。パキシルはなかなか最後の1錠がやめられないのでお嫌いだそうです。

副業の投資はぱっとしませんが、そういう局面もありでしょう。正月休みはグリーンスパンさんの本でも読んでいます。追加投資もやらねば。

波乱の時代(上) Book 波乱の時代(上)

著者:アラン グリーンスパン
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体調管理では、ヨガはほとんどやっていませんが、水泳は細々と続けています。おかげで肩こりはあまり気になりません。

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2007年9月10日 (月)

Dr.コウノの講演と大阪での休日

Dr. コウノこと共和病院の河野和彦先生の認知症講義を聴きに、西宮まで行きました。場所は西宮寺社会館という落ち着いた場所です。

ツムラ主催ということで普通の勉強会と同じスタイルで、聴衆は3,40人と、思ったより少なかったです。どんな医師たちが来られていたのでしょうか?

先生の講義は午前10時に始まりました。ほとんどのスライドはハンドアウトに印刷してあり、復習が容易なように準備してありました。先生の語り口はマイルドでしたが、トークの密度は非常に濃く、それを一言も漏らさず聴こうと必死でした。前半は診断についてでしたが、やはりCTをもっと読めるようにならないといけない、と感じました。また、初診の患者さんを知能テストを含めて平均16分で診察されているのは驚きでした。後半は治療に関してですが、アリセプト5mgにこだわらず、より少量で調整する必要を強調しておられたのと、意識障害があるときには抑肝散が期待できることが印象的でした。

私は認知症の症例がごくわずかなのでピンと来ないところもありました。むしろ内科医の妻のほうが、「そういえば、以前、老健にバイトに行っていたとき、いろんなタイプの認知症がいたような気がするけど、知識がなくておざなりな処方をしていた。今日聴いたことを知っていればいろいろできたのに。でもすごく勉強になった」と申しておりました。

90分の濃厚な講義を終え、昼食に。梅田に出て北新地にある「はがくれ」という有名なうどん屋を目指したのですが、日曜日は定休。この辺の店はほとんど日曜は閉まっており、途方に暮れて最終的には妻を説得してスタバで昼食にしました。

大阪で行きたいところを妻に尋ねたら、「グリコの看板が見たい!」というのでなんばへ。戎橋に行ったら、橋から飛び込めないようにフェンスで覆われているし、肝心のグリコの看板は改装中で青いネットがかかっていてがっくしでした。

気を取り直して淀屋橋まで戻り、中之島にある東洋陶磁美術館へ。コレクションを集めた安宅英一に焦点を当て、「安宅英一の目」という特集で珠玉の品々が惜しげもなく展示されていました。月並みですが、やはり高麗の青磁がいちばん素敵です。9月30日までで、以後半年は休館になるそうなので、興味のある方はお早めに。私ももう一度行きたいと思います。

京都の家に帰り、夕食はshuhariで。スパゲッティ、ピザともまずまず満足でした。その後、阪神が巨人に3連勝したのを心から喜んだのは言うまでもありません。

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2007年7月 5日 (木)

お仕事の様子

市中病院に出て3ヶ月が経ちました。最初は慣れるのに手間取りましたが、要領を覚えればけっこう暇で、ほとんど定時に帰っています。外来の患者さんがほとんどいないので寂しい。。。新患も最近来ないのでつまらない。。。まあ、某先生曰く、「赴任して最初の2,3ヶ月は暇でもっと仕事が来ないかと思うものですが、だんだん勝手に仕事は増えてきて、暇だった頃を懐かしく思うもんですよ。」なので、本でも読んでのんびりすることにします。

最近のマイブームはブログでも人気のDr. コウノの認知症講座で、コウノ博士の本もだいぶそろえました。

痴呆症の診断―アルツハイマライゼーションと時計描画検査 Book 痴呆症の診断―アルツハイマライゼーションと時計描画検査

著者:河野 和彦
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認知症の薬物治療―アリセプトの使いこなしと介護を助ける処方 Book 認知症の薬物治療―アリセプトの使いこなしと介護を助ける処方

著者:河野 和彦
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Book 認知症の介護・リハビリテーション・予防―合理的な介護と廃用症候群の阻止

著者:河野 和彦
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プライマリケアのための痴呆診療技術 Book プライマリケアのための痴呆診療技術

著者:河野 和彦
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でまあ、お年寄りに協力してもらって、時計描画テスト(10時10分を描いてもらうとか)や長谷川式知能テストをやっています。思いがけない結果が出るのも面白いですが、こうした簡単な知能テストを行うことで、患者さんとの距離も縮まるような利点もあるような気がします。

ところで、最近の私の主な仕事は褥瘡対策です。足を怪我して歩けないとか、徘徊したら転倒しそうで危険だから拘束しているとかで、受け持ち患者さん3人が立て続けに褥瘡を作ってしまいました。皆、仙骨部です。マンパワーの問題もあり、体位変換に頼るのも無理があります。エアマットもどこまで効果があるやら。

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2007年5月21日 (月)

穏やかな週末

うちの職場は土曜日の午前は勤務があります。従って、土曜の午後から日曜の夜までがオフです。(それに加えて、木曜日が研修日ということで出勤しない日になっています。)

昨日は水泳のレッスンを含めて1時間泳ぎました。クロールの息継ぎの練習でした。クロールの泳ぎ方自体はきれいになってきたそうなので、あとは呼吸のタイミングと、首をしっかり横に向けるか、というところです。しばらく泳ぎ込みが必要です。夕食は鰺の干物と小松菜の煮びたし、ネギのマリネ。

今日は午前中に洗濯をしてまったりしていたら12時頃に妻が美容院から帰ってきて、はふうでハヤシライスを。ここのハヤシは1050円ながらどっさりお肉が入っていておいしくて、サラダもコーヒーも付いていて超お得です。

帰りに寺町通りに出たら出店が二条から丸太町までずらっと並んでいて、下御霊神社のお祭りみたいです。それをひやかしてお祭り気分になりました。

その後、私の洋服と果物の酢を買いに高島屋へ。いつのまにか妻の日傘や帽子に対象が変わっていて、帽子は買わされてしまいました。その後、OaksTreeでマンゴーとサクランボとレモン&パッションプルーツのお酢を買いました。その後、生鮮食品も買ったのですが、安くて新鮮です。

夕食のメニューは、よこわ(マグロの子供)のお刺身、ナスのみそ煮、ズッキーニとアスパラのアーリオ・オーリオ。ヨシケイ(食材の宅配サービス)では味わえない満足感が得られました。

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2007年5月16日 (水)

市中病院にて

大学病院での1年間の研修の後、この4月から市中病院で働き始めて1ヶ月半になります。最初は右も左もわからなかったのですが、最近ようやく仕事のコツをつかみ始め、それなりに診療らしきものもできるようになってきました。

大学病院との一番の違いは、やはりただ一人の主治医として患者さんにかかわるということです。大学病院ではそれぞれの患者さんにスタッフ、医員、研修医と3人の医師がついていたのが、今では責任はすべて主治医にかかってきます。

次に、高齢者が多いこともあり身体管理が多いこと。もちろんどんどん他科の先生に依頼は出していますが、これまで避けてきたので、改めて勉強しています。

恐れていた外来に関しては、まだ受け持ちが非常に少ないのでなんとも言えません。新患は入院依頼がほとんどなので、紹介状から入院の適応を決めるわけですが、たいてい上司に相談しています。私が担当している曜日は当たりが多くて、1週間に一人のペースで入院を受けています。

あとは、すべて紙なのでオーダーなどの記入がめんどくさいとか、病棟が汚いとか、嬉しくないことはいろいろありますが、医局の先生方はみなさん協力的・教育的で、おかげでなんとかやれています。当直がないのもありがたいですね。

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2007年1月 7日 (日)

あけましておめでとうございます

更新がずいぶん滞っておりましたが、その原因でもあった結婚式も終わり、ようやく仕事にも身が入ってきました。

去年は (1)研究職から臨床医への転職 (2)結婚 という大きな変化があった年でした。副業の投資では、日本株中心の運用から外国株投信中心に切り替え、目標とする6%の利回り以上で運用することができたようです。特に中国株の高騰が大きかったです。

今年の目標としては、健康と円満な家庭を維持すること、一人前の臨床医を目指して少しでも向上することです。同じ市内の病院に赴任することも決まり、身が引き締まる思いです。

今年の予想としては

1)海外ETFの取り扱いへの動きが加速する

2)日本株軟調、米国株堅調

1)が実現すれば、海外債券投信に3割くらい残して、あとはSPYとEAFEとemergingを3:3:1ぐらいに配分して完成するかと思います。残念ながら、大きな国の借金を抱える日本はかなり痛みを伴う改革(公共投資の縮小、社会福祉の抑制、消費税の値上げ)が必要で、日本に住んでいる限りその波をもろにかぶるでしょうから、せめて資産だけでも避難させておくつもりです。

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2006年10月30日 (月)

イタリア料理 figaro

昨日の昼はパートナーと一緒に家の近所のイタリアレストラン"figaro"に行ってきました。

店の入り口は狭いものの、2階に上がると窓が広くて開放感あり。隣の席には常連さんらしい外人の夫婦がいて、いけるのではと思いましたが、その通りでした。

前菜は3品、どれもおいしいですが、特にエゾジカと紫芋のペーストを合わせたのが色もきれいでおいしかったです。

その次のパスタもまずまず、二人でシェアしたマダイのグリルは焼き具合も良く、バルサミコのソースと付け合わせのキノコのソテーもよかったです。

これにデザート(キウイのジェラートなど3品)と食後のコーヒーがついて、セコンドなしで1800円、セコンドありで2800円とは大満足です。ランチなら二人でセコンドをシェアするぐらいでちょうどいいと思います。ランチをやっているのは日曜だけで、夜は2800円と4000円のコースがあったと思いますが、充分期待できます。満席のことも多いので予約しておいた方がいいでしょう。

こんな洗練された店が徒歩圏内にあるというのは幸せです。

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2006年10月24日 (火)

男前豆腐

efishで「男前豆腐」を使ったパフェを食べた次の日に、近所のジャスコで「男前豆腐」を発見したので思わず買ってしまいました。

まずは「男前豆腐」。たぶん木綿豆腐で、本物の木綿に包まれています。ポイントは豆腐の容器の底が2段になっていて、豆腐の水が切れるようになっていること。そのため、買ってきた段階で水切りが済んでいて、水っぽくないしっかりした堅さになっています。おまけに、豆の味が濃い!さすが1丁300円するだけあります。

次はジョニ男。こちらはたぶん絹ごし豆腐。一口食べると、クリーミーな舌触りと濃厚な豆の甘さに驚きます。食べ出すと止まりません。これ、はまりますね。

男前豆腐のホームページも変わっています。ホームページを見る限り、豆腐屋なのかキャラクタショップなのかよくわかりません。

直営店を二子玉の高島屋に出しているというのはさもありなんですが、そんな商品を近所の庶民的なジャスコで買えてしまう京都という街が僕は好きです。

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2006年10月21日 (土)

カフェでお茶してきました

川端五条というあまり縁のない場所に行く機会があったので、ついでに京都一オシャレなカフェと名高い(?)efish(えふぃっしゅ)に行ってきました。

土曜の夕方という込みそうな時間でしたが、10分ほど待つと席が空き、しかもラッキーなことに鴨川べりの眺望のよい席に陣取ることができました。大きな窓からの風景を再現すると

Efish_1くもり時々はれ。ところによりにわか雨さんのページより借用)

鴨川の流れとその横の緑が美しく、川べりを散歩する人、犬、通り過ぎる自転車、を眺めていると「京都にいてよかった!」と久しぶりに感じることができました。

メニューもなかなか個性的で、私が行った日は「男前豆腐店」とのコラボの豆腐パフェを食べました。豆腐のところだけ食べるとたしかに豆腐の味がしますが、マロン、アイスクリーム、きな粉と合わさると不思議なハーモニーを楽しめました。

私のパートナーより一言:バナナショコラティーもおいしかったです。

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2006年6月30日 (金)

脳内ワールド&リアル・ワールド

このブログのサブタイトルにあるとおり、私は本業:精神科医・脳科学者、副業:投資家です。正確には元脳研究者・現精神科医、投資は4年前に本格的に始めました。

何でこうなったか考えるに、脳内ワールドとリアル・ワールドの関係に興味があるからなんですね。

ここ3,4年くらいは、経験によって脳がどう変化するかを研究していました。今は脳の変化(を基盤としていると思われる病気)がその人の人生をいかに変えるか目の当たりにしています。もちろん見ているだけでなく、なんとかいい方向に持って行きたいと考え治療に当たっているわけですが。

投資で言えば、お金というバーチャルな存在が人間の心理や実生活をどう動かすのか興味を持ちつつ、自分も参戦しているわけです。

両者の接点として、脳の報酬系の仕組みや行動経済学に興味を持ち始めています。そんなわけで、先日”楓”さんが残してくださったコメントで引用されていたWolfram Schultzの仕事などを読もうとしているところです。pooneilさんらの議論について行けるのはいつのことやら。

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2006年4月 8日 (土)

仕事始め&エビリファイ

某病院精神科で働き始めました。朝、決まった時間に行く生活は10年ぶりなので心配でしたが、なんとか1週間乗り切りました。オリエンテーションがあったり、手続きやなんやで、ほとんど仕事はしていませんが、とりあえず慣れることが先決です。

O塚製薬のMRがアリピプラゾール(エビリファイ)の説明をしてくれました。ドパミンD2受容体部分アゴニストなので、活性が亢進している時は遮断薬として、低下しているときは作動薬として働きます。つまり、ドーパミンという神経伝達物質の働きが上がりすぎず下がりすぎず、ほどよく保つというのです。

陽性症状は押さえても過剰な鎮静になりにくく、錐体外路症状も出にくいようです。日本でも認可が下り、あとは発売を待つだけなので、よく使うことになるでしょうね。

5月19日追記:

「エビリファイ」でサーチをかけてみたらこのブログがかなり上位に来てびびりました。そこで、エビリファイ追記でさらに情報を追加しました。

ご質問をコメント欄にいただければ、手元にあるパンフレットに載っている範囲でお答えします。

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2006年2月15日 (水)

暖かい一日

今日の京都は暖かく、鴨川で昼寝をしたらごっつ気持ちよかったです。つかの間の晴れ間に太陽の光を浴びて、ちょっとは健康的になったかな?

昨日からジムに通っています。今日は主にバイク漕ぎ(行き帰りと合わせると1時間ほど)、昨日は水泳教室でした。水泳はおばちゃんが多い、でもって、元気で明るい!うつなんて吹っ飛びそうです。それにしても男性の姿が少ないですね。定年後の男性はどうやって暮らしているのか、人ごとながら気になります。

帰りに出町のふたばの豆餅、買って帰りました。おいしいですね。でも、次の日には固くなってしまうそうですが。

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2006年2月 7日 (火)

確定申告

確定申告の書類、作成しました。最初、e-taxで印刷しないでやろうとしてみたのですが、電子証明書を区役所で作らないといけないらしくて面倒なので、結局、確定申告書作成コーナーに入力して打ち出しました。さすが国税局が作っただけあって金がかかっているのか、システムが使いやすいです。少なくとも、昔、手で記入していた頃から考えると格段に楽になりました。

電子証明書はICカードになっていて、カードリーダーが必要ですが、その分、セキュリティーはしっかりしていそうです。クレジットカードや銀行のカードもICカード内蔵になるかもしれませんね。

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2006年2月 5日 (日)

ウォン・ウィンツァン コンサート

ピアノソロのコンサート、行ってきました。コンサートなんて、もう5年ぶりです。

ウォン・ウィンツァンさんは、昨年、ETVワイドともに生きる働き盛りのうつに出演され、癒しの音楽の演奏と自身のうつの体験談を語っておられました。この番組は私がうつで苦しんでいるときに繰り返し見て、非常に勇気づけられたものです。そんな折、行きつけの本屋でコンサートのパンフレットに出会い、これは何かのご縁だと思って行くことにしました。

内容は、いわゆる「癒し系」音楽、即興演奏、ジャズ、僕も好きなドビュッシーとなかなか充実していたのですが、演奏だけに集中していたというわけでなく、なぜかいろいろな想いがアタマを巡っていることも多かったです。しかし、そうやって自分と向き合う時間というのは、瞑想に通じるものがあるのでしょう。

幅広い層の人々が集って楽しそうにしていて、トイレの鏡に映った自分の顔が最近になく穏やかになっていて、期待していた以上に豊かな時間が過ごせたようです。買ってきた「海より遠く」を聴きながら寝ることにしよう。。。

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2006年2月 1日 (水)

出戻りだー

実家に引っ越しました。のっぺらぼーな時間を過ごした部屋ともお別れです。出るときは雨が降っていたのでジトジトした気分でしたが、名鉄で熟睡してスッキリ!新幹線からは厚い雲の西の果てに夕日が見えて、ちょっと感動的な景色でした。

持ち帰ったコンピュータをさっそくネットワークに接続しようと試みたものの、無線LANつながらず。というか、なんで今までモデムの近くにノートパソコンを置いただけでつながっていたのかよくわかっていないもので。アクセスポイントを設置しないといけないのかな?とりあえず実家のパソコンから入っています。

明日は荷物が届くので、またばたばたします。

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2006年1月31日 (火)

仕事納め

今日で仕事もおしまい。上司とのディスカッションも終わり、荷物もまとめ、周りの人に挨拶をし、午前中で帰る。天気がよければ晴れ晴れするのだろうが、あいにくの雨模様でしゅんとした気分になる。

思えば、やはり期待されているだけの仕事ができない自分を責める気持ちがプレッシャーになっていたと思う。新しい仕事に対する不安はあるものの、せめてこれから2ヶ月間は仕事を離れて好きなことをやろう。帰れる家と仕事があることに感謝しつつ。

これから引っ越しの準備。半年前に引っ越したばかりなので慣れたもので、のんびり構えていられる。明日から京都だ!

とりあえず今日やったほうがいいことは済ませて再びブログへ。アクセスカウンターをつけるのにかなり苦労する。ここのおかげでなんとかつけられる。よくわからんヘルプよりググった方が早いよね。ありがとう、グリーンゲイブルズさん!初トラックバックもさせていただきました。

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2006年1月29日 (日)

はじめの一歩

えーと、今日からスタートです。ホームページを作ろうかと思っていたんですが、HTML形式とかメンドーなので、ブログにしてみました。「超簡単!ブログ入門」

超簡単!ブログ入門―たった2時間で自分のホームページが持てる Book 超簡単!ブログ入門―たった2時間で自分のホームページが持てる

著者:増田 真樹
販売元:角川書店
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なる本を読んでさっそく作ってみました。

といっても、3日後に今住んでいる岡崎市から引っ越すので、なんだか変な気分です。まあ、あまり楽しい思い出がなかった街だからいいんですけど。

昨日、「ETVワイドともに生きる」で女性のうつが取り上げられていました。http://www.nhk.or.jp/fukushi/wide/ 弱気な顔をした熊のぬいぐるみがかわいかったのはおいといて、萩原流行夫妻をはじめ、一般の人もうつの体験を臆することなく話していて、勇気があるなと思いました。内容的には、去年の5月にあったうつの特集のほうが充実していたように思います。やはり、生放送の限界でしょうか。

NHK総合の方では「マネー・思惑の激突」http://www.nhk.or.jp/special/schedule.htmlで為替をめぐるヘッジファンドの攻防を描いていました、やっぱり為替ってわかりませんね。為替の変動の影響をなくすための構想を、以前、高安さんが日経新聞に書いていたような。

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