2017年3月 4日 (土)

サカナクション ライブ〝多分、風” (ネタバレ注意)

先週末に行ってきました。

Zepp Osaka Bayside、USJの隣の駅の新しいライブハウスです。17時開場で16時前に着きました。駅前にはホント何もない!ジュースの自販機と、ベビーカステラの屋台だけ!とりあえず会場に行き、タオルを買います。前に陣取りたいファンたちは、長袖シャツの上にサカナクションのTシャツ姿で待ち構えています。
一人で待っていても退屈なので、駅の逆方向にある天保山渡船乗り場に。向かいに天保山の観覧車が見えて、うららかな景色。そんなに時間はなかったので、渡りませんでしたが。
開場20分ぐらい前に戻ると、すごい人の列。ライブハウスといっても、キャパは3000人近くです。これだけ人を集めるのはすごい、と単純に思いました。私は整理番号が500番くらいだったので、わりと前に並べました。そんな会場前の様子を、目つきの鋭い業界人風の人が観察しています。後で確かめたら、プロデューサーの野村さんでした。
17時をだいぶ過ぎてから開場、真ん中あたりに陣取り、ひたすら待つ。こんな時って、あまり隣の人と話そうという気にはならないな。ライブ以外の印象が残るのが嫌、ってのがあるんだろうな。ビデオカメラが数台あり。今日はAmeba TVで生中継するんですね。
新宝島で始まり、序盤は盛り上げ。このあたりは、だいぶデフォルトっぽい感じはする。メロウに落としたところで「流線」。アコギで始まり、徐々に分厚いサウンドに。最後は低音の振動で服がビリビリ響いていました。ユリイカの演出は、ライブハウスでもできるようにと考えた演出でしょう。縦ノりしたのはアドベンチャーだったかな?「多分、風」では会場内に風が吹く演出。会場の人熱れや汗の臭い。こういうのは、ライブじゃないと体験できないよね。
アンコールのMCでは、Ameba TV生中継の話も出ていました。25万人が視聴してると!それを生で体験できるのは、嬉しい。「明日が 見えなくて」「アイデンティティーがな~い 生まれな~い ララララー」みたいなネガティブ・ワードもみんなで歌うと、「そんなん、どーでもいいじゃん!」て感じになってくる。
Ameba TV向けにサービスか、10周年で思い出の曲をメンバーに尋ね、三日月や白波をちょっぴりギターで演奏。すぐに終わって、みんなで「あ~あ」と抗議するのも楽しい。「僕らはマジョリティーの中のマイノリティー」という表現は、まぁ、自分の立ち位置でもあります。
締めは「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」。余韻の中で踊る感じがいいです。
音楽や演出はもちろん、グリーティングイベントをやったり、ライブを生放送したり、ファンに楽しんでもらうための努力を惜しまないところに感心します。自分でイベントやる時に、見習わなきゃ!
単純に音楽の中で踊るのは楽しいし、若い子と一緒に踊るともっと嬉しい。「今年の納涼会をダンパにしてやろう」と、帰りの電車で妄想したりしてました。

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